2013年5月10日金曜日

急行「ゆのさぎ」〜緒花見列車〜事前準備・判子編

鉄道遊走、里見です。

切符編の続きです。

切符の発注が済んだ後は、券面に押す駅名印が必要となるので、切符に合わせた判子を発注しました。


駅名印は6mm×12mmの一行印で、書体は明朝体で発注しました。駅名は「七 尾」と「穴 水」があれば事足りるのですが、ひとつ300円程度のものなので、「和 倉」「小松崎」「湯乃鷺」も合わせて発注してしまいました。これでネタ券を作って遊べます。このほか、号数、番線用の数字印と、日付、時間用の回転印も用意して、



各所に押印し、画像にはありませんがダッチング(日付入れ)して仕上げました。
4月20・21日用に準備したものは全て発駅は「七尾」と「穴水」として、車内で追加発行したものが「湯乃鷺」を使用したのみであったようです。「湯乃鷺」発駅のものをお持ちの方は、かなりレア券です。次回は各キャラクターの駅名印も用意しましょうか。

さて、今回は台紙入りではなく、切符をそのまま手渡すこととしたことから、ひとつのアイデアが浮かびました。といっても鹿島臨海鉄道の真似なのですが、キャラ入りの検札印を作ってみようと思いました。
2013.3.9 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 138D
元ネタは、NT202「劇場版花咲くいろはHOME SWEET HOME号」のこの写真で、


これをモノクロ変換してイラストレーターでトレースして行きます。


円を描いて位置を決め、あとはひたすらにトレースして行きます。屋根のカーブで頭が少し寸詰まりになっていますが、それは目を瞑りました。


こんな感じにトレースしました。黒目のグラデーションをどうするか大分悩みましたが、滲みが出そうなので今回はとりあえずなしとしました。
検札印なら「検札」の文字を入れるところなのですが、折角桜の時期なので、


かつての改札鋏の桜型に“い”“ろ”“は”を横に添えてみました。
作業の都合、直径200mmで作成していたので、これを


印影の大きさの直径20mmに縮小します。20mmに縮小した際に線の太さは0.5ポイント(0.2mm)、文字サイズは8ポイント以上が推奨となっているので、


それらを修正して完成としました。
本来は実際の車内で使用されているチケッターとする予定だったのですが、HPに記載がある10日営業日前後を余裕持って発注したのにもかかわらず運転日に間に合わないということがあり、結局は運転日に間にあうXスタンパーで発注したのでした・・・。
ちなみに、発注先はこちらです。

検札印を制作している最中に、もうひとつアイディアが浮かびました。
それは湯乃鷺駅の下車印でした。これも本来のチケッタータイプの下車印を作りたかったのですが、これも事情から諦めざるを得ず、なにか近い形のものができないかと調べていたら、丁度良いものを見つけました。
詳細はこちら
これの13mmスタンプで、楕円に明朝体の“湯乃鷺”の文字を入れた下車印風のスタンプを発注することにしました。
それで出来上がってきたのが、


こちら。
早速、試し押ししてみると、


インクたっぷりのせいか、押し方によってはめちゃくちゃに滲みます。それと、やっぱり黒目が変・・・。これは次回修正しよう・・・。
下車印の方はというと、
どんな押し方をしても均一な印影になります。これは良いです!!
これは“デジはん”というこれまでとは全く違った印面製法らしく、検札印もこれにしたかったところなのですが商品ラインナップに20mmスタンプがないのが非常に残念です。

次回もこれらスタンプは持って行きますので、もし押印のご希望があれば申し出ていただければと思います。


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